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麻生太郎の娘はモデルで東大出身?夫や水道事業との関係など

自民党の重鎮として日々権勢を振るっている麻生太郎さん。元内閣総理大臣として抜群の知名度を誇り、日本を代表する政治家の一人でもあります。盟友:安倍晋三元総理大臣亡き後、ますますキーマンとして存在感を増しています。その麻生太郎さんの娘さんは、容姿端麗でモデルといううわさがあります。また、娘婿の存在と日本の水道事業との関係がクローズアップされました。ここでは、麻生太郎さんの娘は本当にモデルなのか、なぜ娘婿の存在が注目されるのか深く掘り下げていきます。

麻生太郎さんの経歴

麻生太郎さんは1940年生まれ。第92代内閣総理大臣を務めました。内閣総理大臣後は第2次安倍内閣で財務大臣に就任。その後は副総理、財務大臣、内閣府特命担当大臣(金融担当)、デフレ脱却担当大臣などを歴任。自由民主党所属の衆議院議員であり、現自由民主党副総裁でもあります。(2022年9月現在)

海外留学の経験があり、留学から帰国後は実家の麻生産業に入社し、1960年代後半にブラジル、サンパウロに1年近く駐在していたことがあるそうです。

1970年から2年間に渡ってシエラレオネにて、ダイヤモンド採掘業に従事していた経験があります。

1973年に麻生セメント(現、株式会社麻生)の代表取締役社長に就任しています。なお、麻生産業時代にまた、社長業の傍らで、1976年モントリオールオリンピックにクレー射撃の日本代表選手として出場しています。結果は41位だったそうです。

麻生太郎さんの娘ってどんな人?

麻生太郎さんの長女は麻生彩子さん。1988年生まれ。(1987年4月27日という情報もありました。)聖心女子学院ののち東大文学部にて美術を学び、イギリスに留学されています。

モデルではないかといううわさがありますが、これはデマのようです。噂の出どころは、東京大学在学中にファッションショーの助っ人を担っていたからということです。
ショートカットで小さな顔に細い鼻筋で顔立ちが整っており、すらりとしてモデル並みにお綺麗ということでこのような噂になったものと思われます。

麻生彩子さんは2014年、フランス人フレデリック・デホン氏と結婚。夫とは、美術品のオークションなどを手掛ける会社に勤めてから知り合ったということです。

2013年1月中旬に結婚お披露目会をパリで開催。会場は、フランスで200年以上の歴史を持つ5つ星ホテル「ル・ムーリス」。関係者約30人が参加した夕食会は、「ポンパドゥール夫人の間」で行われました。

2022年3月現在、1人のお子さんと3人家族で仲睦まじく暮らしています。フレデリック・デホン氏はロスチャイルド一族に連なる人物といわれています。なんでもロスチャイルド一族の分家、デホン家の御曹司だとか。フレデリック・デホン氏はこのデホン家のヴェオリア・ジェネッツ株式会社の重役ではないかといわれています。

ロスチャイルド一族って?

19世紀初頭、ドイツ系ユダヤ人の銀行家マイアー・アムシェル・ロスチャイルドが5人の息子をヨーロッパ各地に送り家業を展開しました。一族は世界的な金融システムを作ったとされています。それから7世代目の今も、ロスチャイルド家は地球上でもっとも裕福、かつ有力な一族だといわれています。ユダヤの国際金融財閥で、その影響力は地球全体に及びます。金融業務だけでなく、石油や金、ダイヤモンド、ワインなど多くの事業を展開しています。

ヴェオリア・ジェネッツ株式会社とは?

ヴェオリア・ジェネッツ株式会社は世界三大水企業、フランスのヴェオリア社の関連企業です。同社は自治体向けに水道設備の維持管理・浄水場下水処理施設の運転・維持管理、料金徴収業務を受注する会社です。日本各地で受注実績があり、東京都水道局では墨田区他7区で検針業務などを受託しています。大阪では20区で検針業務等の受託実績があります。静岡県浜松市は2017年下水道長期運営権をヴェオリア社(=関連企業)に売却、20年の契約を結んでいます。熊本県合志市、栃木県小山市、富山県射水市も水道事業包括業務を受託したと発表されています。

水道が民営化。何がいけないの?

水は人間の生命活動に不可欠です。それなのに、日本では長らく「水と安全はタダ」という言葉が横行してきました。しかし、蛇口をひねると水がいくらでも出てくる国は世界中にごく限られています。アジアでは日本とアラブ首長国連邦のみです。

水がなければ人間は生きられないのですから、ビジネスになれば、金鉱を掘り当てたかのように儲かります。どんなに高価な値段が付けられても、人間は水を使わずにいることはできません。いざというときに政府がコントロールができない海外の民間企業に、基礎的な公共インフラを任せるのは危険だと考える人が多いと思われます。

実際、大阪市では2012年橋本徹市長(当時)が水道民営化構想を掲げ、水道事業の運営権を民間企業に2300億円で売る方針を提案しましたが、市議会の反対で否決されています。後任の吉村洋文市長も再度民営化を提案していますが、同じく廃案になっています。

同じように奈良市も水道民営化を市議会が承認していません。

麻生太郎さんと水道事業

2013年4月に麻生太郎さんは米国のシンクタンク「戦略国際問題研究所」の講演で、「(日本の)水道はすべて国営もしくは市営・町営でできていて、こういったものをすべて民営化します」と発言しました。

この発言は、生命活動に欠かせない水が、事実上、企業の言いなりの値段になりかねないという危機感を私たちに感じさせます。

実際、2018年企業に公共水道の運営権を持たせるPFI法が可決されました。これにより、水道料金は厚労省の許可がなくても、届け出れば企業が変更できるようになりました。また、地方議会の承認がなくとも、公共施設の運営権を売買できるようにしました。これは麻生太郎副総理(当時)のもとで法改正がすすめられたといえるでしょう。

2018年に内閣府の民間資金等活用事業推進室にヴェオリア社から出向した女性(ヴェオリアジャパン伊藤万葉さん)が在籍していることを、福島瑞穂さんが明らかにしています。麻生太郎さんと伊藤万葉さんに、直接の関係があるのかはわかりませんが、ヴェオリア社という世界の三大水企業の一社が、重大な関心をよせていたことは確かです。そして利害関係がある企業の関係者が政策に関わっていました。

このような経緯から、麻生太郎さんと娘婿フレデリック・デホン氏との関係が注目されました。

まとめ

・麻生太郎さんの娘は麻生彩子さん。1988年生まれのようだ。
・麻生彩子さんはモデル並みに美しいが、モデルではない模様。
・麻生彩子さんの夫はフランス人、フレデリック・デホン氏。
・フレデリック・デホン氏は水道事業を展開しているヴェオリア・ジェネッツ株式会社の重役ではないかといわれている。
・麻生太郎さんの過去の発言と娘婿の存在から、日本の水道を外資の影響下におくのではないかと疑われている。

麻生太郎さんと言えば、歯にきぬ着せない物言いで知られます。そして、口だけではなく行動する人です。モデルのように美しい麻生彩子さんも気になりますが、水道事業についても注目していきたいものです。

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