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ハトムギ化粧水が合わない人の4つの特徴!代わりになる化粧水は?

ドラッグストアなどでもよく見かける「ハトムギ化粧水」。一番有名なのはナチュリエから出ているハトムギ化粧水です。大容量なのに1000円以下と安く、どこにでも置いてあるので、見たことがある人、使ったことがある人が多いのではないでしょうか。

そのため、一部の人にどうしても合わない人が出てくるのも仕方がないことかと思います。

調べてみると、合わない人にはある一定の特徴があることが分かりました。一体どういった特徴の人に合わないのか?ここではそのことについて調べ、まとめてみました。

ハトムギ化粧水が合わない人の特徴とは?

ハトムギ化粧水が合わない人の特徴は4つあります。

①イネ科のアレルギーがある

ハトムギ化粧水に入っている「ハトムギエキス」はハトムギから抽出したものです。ハトムギはイネ科の植物ですので、そもそもイネ科アレルギーがある方は、赤みが出たり、ピリピリしたりする方もいらっしゃるかもしれません。そういった人は、ハトムギエキスが配合されていない化粧水を使いましょう。

②極度の乾燥肌の人

悪い口コミに「保湿されない」というのも見かけました。

ハトムギ化粧水には、保湿成分としてグリセリンやDPG、BGなどが配合されていますが、極度の乾燥肌の人は物足りなく感じてしまうかもしれません。

テクスチャーもサラッとしていて水のようですので、乾燥肌の人は何度も重ね付けしなければいけませんし、重ね付けしても物足りなさを感じてしまうのが現状です。

どうしても保湿力に欠ける!と思われる人は、もっと高保湿の化粧水が必要でしょう。

③敏感肌の人

 一番有名なナチュリエのハトムギ化粧水の成分を見てみましたが、敏感肌の人は気を付けた方がいい成分があります。

  1. DPG(ジプロピリングリコール/保湿剤)
  2. BG(ブチレングリコール/保湿剤)
  3. エタノール(アルコールの一種)
  4. メチルパラベン(防腐剤)

こちらの4種類の成分です。DPGとBGは保湿成分ですが、目に入るとしみたりするので、少し刺激性のある成分になります。私もこの2つの成分が高配合だと、うっかり目に入ってしまうと目が開けられないくらいしみたり、赤くなったりしました(すぐに治まりましたが)。肌にも刺激があるので、ピリピリしたりする人もいらっしゃるかもしれません。

 

次のエタノールですが、色んな成分を混ぜ合わせるために必要になるのですが、揮発性があるため、蒸発するときに肌の水分まで奪ってしまう可能性もあります。

 肌を引き締めたり、スッとした使用感でさっぱりするので化粧水にはよく使用されていますが、敏感肌の人は刺激になりやすい成分です。

 ※補足になりますが、ナチュリエのハトムギ化粧水は2022年11月にリニューアルされており、そちらはエタノール不使用になっています。エタノールが苦手な人は、リニューアル品を試してみるのもいいかもしれません。

 最後のメチルパラベンですが、防腐剤なので化粧水には欠かせないものになります。この成分が合わないという人はごく少数だと思いますが、まれにいらっしゃいます。国が安全性を認めた成分ですが、合わない人は防腐剤無添加の化粧水がいいでしょう。

④ニキビ肌の人

保湿成分としてグリセリンがかなり高配合です。グリセリンは保湿成分としては安全性もあり、低刺激で優秀な一方、ニキビ肌の人が使用すると、悪化させてしまう危険性もあります。

グリセリンはニキビの原因であるアクネ菌を増やしてしまうようなので、ニキビ肌の人は成分表の初めの方にグリセリンと記載があるものは、避けた方が無難かと思います。とはいえ、すべてのニキビ肌の人に当てはまるわけでもないので、「使用して悪化した」場合、気を付けた方がいいと思います。

良い口コミもたくさんある!

 気になることは色々とありますが、それでも2002年の発売から今日まで、なくならずに店頭に並んでいるということは、愛用者もたくさんいるということ!良い口コミもたくさんありましたのでご紹介します。

・さっぱりしているが保湿される。

・何よりコスパがいいので、顔だけではなく全身に浴びるように使える。

・コットンパックに最適。安いのでたっぷりしみこませてパックができる。

・べたつきがないので、男性にもおすすすめできる。

 実際に私も使ったことがありますが、大容量でコスパがよく、お風呂上りに足から腕までバシャバシャつけてもなかなか減りませんでした!コットンパックもしましたが、べたつきがなくさっぱりとした使用感です。ただ、それだけでは保湿力に欠けるので、その上から乳液やクリームなどできちんと蓋をしてあげることが重要だと思いました。

ナチュリエだけだはない!ハトムギ化粧水の種類

 ハトムギ化粧水といえばナチュリエが有名ですが、他社からもハトムギ化粧水は発売されています。それではいくつかご紹介します。

セザンヌ しっかりうるおうハトムギ化粧水(500ml 定価/税込み715円)

 主成分⇒ハトムギ種子エキス、ソルビトール、ベタインなど

 こちらはグリセリンが入っていないので、ニキビ肌の人は安心して使えるかもしれません。美容成分が50種類と、びっくりするほど多いです。5つのフリー処方(無香料・無着色・無鉱物油・エタノールフリー・界面活性剤不使用)で安心です。

プラチナレーベル ハトムギ化粧水(1000ml 定価/税込み1320円)

主成分⇒ハトムギ種子エキス、加水分解ローヤルゼリータンパクなど

こちらは4つのフリー処方(エタノールフリー、無香料、無着色、無鉱物油)です。しっとりタイプと普通のタイプがありますので、好みで選べます。

肌ラボ 薬用 極潤スキンコンディショナー(170ml 定価/税込み921円)

主成分⇒ハトムギエキス、ドクダミエキス、グリチルリチン酸ジカリウムなど

こちらは名称はハトムギ化粧水ではないですが、同じようにハトムギエキスが配合された化粧水です。

薬用になっているので、一定の効果が認められている成分が配合されています。

グリチルリチン酸ジカリウムは炎症を抑えてくれる有効成分です。3つのフリー処方(無香料、無着色、無鉱物油)ですが、エタノールは配合されているようです。

どうしても合わない人におすすめの化粧水は?

 ハトムギ化粧水の代わりになる、プチプラ化粧水を探してみました。残念ながら合わない人もいらっしゃいますので、低刺激なものを選んでみました。

無印良品 敏感肌用 高保湿タイプ(200ml 定価/税込み690円)

主成分⇒DPG、グリセリン、グレープフルーツ種子エキスなど

こちらは高保湿タイプなので、ハトムギ化粧水では保湿に物足りなさを感じていた人にはおすすめです。また、スベリヒユエキスという、スベリヒユという植物の葉や茎から抽出したエキスを配合しており、保湿・抗炎症・殺菌などの効果があります。肌への刺激を緩和してくれる効果もあり、敏感肌の人には嬉しい成分です。

 また5つのフリー処方(無香料、無着色、無鉱物油、パラベンフリー、エタノールフリー)となっていますので、使ってみる価値はありそうです。

肌ラボ 極潤 ヒアルロン液(170ml ボトル/定価/税込み814円)

 主成分⇒ヒアルロン酸Na、BG、加水分解ヒアルロン酸など

 こちらも5つのフリー処方(無香料、無着色、オイルフリー、エタノールフリー、パラベンフリー)です。ヒアルロン酸がたっぷり配合されていますので、とろみのあるテクスチャーで、しっかり潤ってくれます。髪の毛にも使えると肌ラボ公式サイトに記載がありましたので、乾燥しがちな髪の水分補給にもおすすめです。

詰め替え用や400ml入りのポンプタイプも発売されています。(詰め替え税込み704円、ポンプタイプ1518円)

まとめ

 いかかでしたでしょうか。ハトムギ化粧水が合わない人の特徴はいくつかありましたが、やはり一度使ってみなければ分からないのが化粧品です。大容量なのに買ってから合わなかったら困る!と思われる方は、一度店頭でパッチテストをしてからの購入をおすすめします。また、顔に合わなくても体になら使えたり、スプレーに詰め替えて髪に使う、という使い方もできますよ。

 ハトムギ化粧水も商品によって配合量や成分も違いますので、色々試して、肌に合うものを見つけてみてください。

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